気が弱くて強く言われると黙ってしまう

香川県高松市の

面接対策のための話し方コンサルタント池田弘子です。

 

先日書いた記事を読んで下さった方から

ご質問やご相談を頂きました。

 

書かれていることが

「まるで私のことだ!」

思って下さったそうです。

 

今の私が抱えている悩みとそっくり

だったという方もいらっしゃいました。

 

職場での人間関係の悩みを抱えやすい人の特徴として

「気が弱い」ことが挙げられます。

 

気が弱い人というのは

気が強いタイプから攻撃を受けやすくなってしまいます。

いわゆる「いい人」に多いんです。

 

職場を辞めたくなる最大の理由は

人間関係です。

 

経済的な問題や

やりがいやいきがい

仕事の内容など

いろいろありますが

その職場で

大事にされ

仲間がいて

毎日のコミュニケーションが良好だったなら

「辞めたい」とは思いません。

 

仕事を辞めたい

または

仕事を変わりたい

と人が考える時

その多くは「自分の居場所はここにはない」と思うから、です。

あなたがいないと困るんだ

あなたがいてくれないと寂しい

と周囲の人に強く思われている存在であれば

人はなかなかその職場を離れようとは

思わないのです。

 

職場を離れようと

決心する時は

「もうそこでの人間関係はいらない」

と思ってしまう時です。

職場で居心地がよくなるためには

自分の居場所を獲得するしか、ありません。

 

職場や社会には

自分とはまったく考え方が違う人がいるのです。

 

自分とはまったく生き方も違います。

何かが起こった時の受け止め方も何もかも違うのです。

 

「自分はそうは感じないけれど

そう感じる人もいるんだ」

「自分はそうしないけれど

そうする人もいるんだ」

ということを知り、受け入れていける人は

社会や職場の中でもうまくやっていけます。

 

自分とは違う考え方

自分とは違う行動

自分とは違う解釈

自分とは違う価値観

を持っている人に会うたびに

「あの人はおかしい」

「あの人嫌い」

となっていると、生きていくのはとても苦しくなります。

 

こういういわば

「融通が利く」

「柔軟性がある」

「器が大きい」

「協調性がある」

といった能力はお勉強とはまた違った才能です。

 

こういった目には見えない人間対応能力が高い人が

少なくなってきた今

企業さんがもっとも欲しい人材像なんです。

 

人はみな違います。

親と子でも違うし

兄弟でも違う

夫婦も違うし

長年親友だと思い込んでいたあの人も

よくよく話してみると

まったく違う価値観だったということはあります。

 

そして

それが、「あたりまえ」です。

 

 

自分の居場所を獲得するためにすることは

①あなたがいないと困ると思われるような仕事をする

②給料以上の仕事をする

しか、ありません。

 

①は上司にとっても同僚にとっても

いてもらわないと困る存在になるということです。

業務だけでは、ありません。

コミュニケーション能力も仕事のうちです。

 

②給料以上の仕事をする

は、サラリーマンにとっては薄い意識かもしれませんが

人を雇う側はいつも考えていること、です。

この社員は

給料に見合った働きをしているのか?

給料以上なのか?

給料以下なのか?

 

人を雇う側は常にこうやって冷静に見ています。

 

給料以上の働きをしてくれていると

上司や社長に感じさせている社員ならば

どんなことをしても「いてくれないと困る」ので

彼や彼女の対応を良くしようとします。

 

彼や彼女を第1優占に環境を整えようとします。

その環境は職場での人間関係も含めて、です。

少々の無理はもちろん聞きますし

彼や彼女が長く勤めてくれるよう

あの手この手で配慮します。

 

逆に給料以下だと感じていたり

まあ給料と同等かなと感じていたりすると

他にいい人が見つかった時には

「替えがきく」と思ってしまうのです。

 

これが人を雇う側のシビアな本音です。

 

私が関わっている会社にも

「彼女がいないと困る」

「彼がいないと困る」と

経営者や上司に思わせている人達がいます。

 

逆に

「文句ばっかり言って仕事が遅い」

「いつも誰かが自分をいじめると愚痴を言ってくるんですよ」

と経営者や上司を悩ませている人達がいます。

 

 

「彼女がいないと困る」と思わせている人達に

共通することがあります。

それは

自己重要感の高さ、です。

「替えがきくかな」と思わせている人達に

共通することがあります。

それは

自己重要感の低さ、です。

 

自己重要感が高いか

低いかは

会話をしてみればすぐにわかります。

無理してポジティブな言葉を発していても

醸し出す態度や表情、目つき、声の出方で

すぐにわかります、

面接対策の話し方個人レッスンなら香川県高松市の池田弘子

自己重要感が低いと

私たちは他人からの言葉を被害者妄想的に受け取る傾向が強くなります。

傷つきやすくなります。

断ると嫌われると思っているので「断れない」人が多いです。

嫌なことをイヤといえない人が多いです。

面と向かって相手に物をいえない人が

多いんです。

 

 

自己重要感が高いと

私たちはいい意味で

「私を中心に世界は回ってる」的な思考をします。

 

他人は他人

私は私

と思えます。

嫌なことをイヤと相手に面と向かって言っても

嫌われないことを知っています。

断っても、嫌われないことを知っているんです。

 

 

自己重要感は

その人が持っているセルフイメージと大きくかかわっています。

私が私自身のことを

どう思っているか、です。

 

幼少期に植え付けられるセルフイメージを

そのままひきずって私たちは

大人になっています。

気が弱いから

気を強くしよう

と頭で考えても

潜在意識の深い部分で「自分はダメなんだ」「自分が気が弱いんだ」と

思い込んでいると

とっさの瞬間に、出る態度や行動や言葉が

どうしても「気が弱い人のもの」となって

でてきてしまうのです。

 

セルフイメージが出来上がっていく幼少期に

マイナスの言葉をシャワーのようび浴びたか

プラスの言葉をシャワーのように浴びたかで

変わっていくんです。

 

私たちはセルフイメージ通りの人生を生きます。

セルフイメージ通りの未来がやってきます。

頭の中に入っている言葉通りの現実がまもなくやってくるように

なっているんです。

 

 

セルフイメージを書き換えるのは

どうしたらいいんですか?

というご質問はどの方からもお受けします。

 

セルフイメージを書き換えるには

順番が必要なのです。

 

その順番をすっとばして

いきなり

「いい言葉だけを口にしていれば自信がみなぎってくる」

というものでは、ないのです。

 

まず最初は

気づくこと

です。

 

自分自身が

どんなセルフイメージを持っているのか?

 

小さい頃から植え付けられてきた根深い価値観は

どういったものなのか?

 

どういうことがメンタルブロックになっているのか?

それをまずは気づくこと、です。

 

 

多くの方達と

レッスンを重ねることで

あっけなくセルフイメージをいいものに書き換え

態度や動作や表情、そしてみなぎる自信により

出会う人や仕事まで変わっていく人を見てきました。

 

逆に

なかなか、変わらないという人

見てきました。

 

 

なかなか変わらない人に共通しているのは

本音の言葉が出てこない

ということ、です。

 

これは

いろいろな勉強をしている人に

多い特徴です。

 

知識が入りすぎていて

自分の素直な感情に気が付くことができないんです。

 

 

悲しいと感じている自分

さみしいなあと感じている自分

嫉妬している自分

嫌な感情を持っている自分

欲があってもそれを言えない自分

心の奥底で欲している本当の気持ちを

言葉にすることができないんです。

 

長い年月をかけて

「そんなことを言ってはいけない」

隠し続けてきた結果、

いいことしか、言えない自分

すぐに殻を被る自分

弱みを出せない自分

素敵な自分を見せようとしたい自分

前向きな自分を見せたい自分

ばかりが

全面に出てきてしまうのです。

 

 

でも、大丈夫です。

面白いことに私たち人間には

伝染するという特徴が備わっています。

 

今までいつも一緒だった仲間が

隣でどんどん感情を外に出しセルフイメージを書き換えていく様子を

目のあたりに見ることで

「あ、じゃあ、私も!」と伝染しちゃうんです(笑)

私はそういう瞬間をたくさん見てきました。

 

より高いエネルギーを出している人は一人でもいると

その人により他の人のエネルギーが一気に引き上げられるということが

起こります。

 

先日の実践講座でも起こりました。

声をまっすぐに相手に届かせる訓練をしたのですが

意識の向け方

声の届き方

目線の力が

とてつもなく強い男性がいらっしゃいました。

クマちゃん(講座では愛称で呼んでます^^)と言います。

 

彼が模範を示した後

他の生徒さんが続くと

「できなかった」ことが「できる」ようになるんです!

 

感覚はコピーできる

ということです。

 

だから、実践こそが、すべてなのです。

実際に目の前でやってのけている人と一緒にいることで

自分ができることが

どんどん増えていくのです。

 

一人で頑張ろうとしないこと、です。

どんどん頼りましょう。

どんどん相談しましょう。

 

そして相手のいいものは全部コピーさせてもらい

自分も相手にいいものをコピーしてもらいましょう。

お互いさま、です。

 

 

母性型の真髄は「安心感」です。

 

不安だから、もっともっとと思うんです。

不安だから、殻を破れないんです。

不安だから、弱みを打ち明けられないんです。

 

安心すると

戦う必要がなくなります。

戦う気持ちが引き出されなくなるんです。

繋がって安心する気持ちがどんどん広がるんです。

 

それを

体感して欲しいんです。

 

私はさまざまな企業さんに「母性型経営」の実践を

提案しています。

母性型経営の核となるものは

「安心感」です。

 

安心すると、社員は教育がいらなくなります。

安心すると、社員は問題を起さなくなります。

不安だから、権利主張をするんです。

不安だから、問題を起こすんです。

 

まったく新しい価値観です。

「父性型」ではもう行き詰まってしまうんです。

心が、もたないんです。

 

 

安心感という母性の土台があったうえで

その上に「父性」という上物を乗せるのです。

順番が逆になっているんです。

人も企業も

順番が今は逆です。

 

だから、うまくいかない。

 

人は安心感がある人のそばにしか

近寄っていきません。

不安な人ほど、ますます不安な場所へ

惹きつけられていきます。

 

自分自身を安心感で満たしましょう。

自分自身を安心感で満たすために

新しい「母性型」という価値観を学んでみてください。

 

きっと、もっと楽に生きられる。

そう思います。

この7つの法則は

必ず実行できるものばかりなので

ぜひお試しくださいね。

 

第1の法則  セルフイメージ

第2の法則 聴き方のすごい効果

第3の法則 第一印象で好感をもたれる方法

第4の法則 人から好かれる声の作り方

第5の法則 伝わる話の組み立て方

第6の法則 あがり症の克服

第7の法則 魔法の言葉 ほめる口癖

 

あなたが、弱みだと思っていることは

実は「強み」であることはとても多いのです。

 

あなたの中に眠る強みを引き出し

どんどん世界を広げていって下さいね。

 

話し方が変わるとあなたはこんな風に変わります。

 

1、説得力が増します。

2、人に好かれます。

3、笑顔が素敵ですねと言われます。

4、はっきりモノを言える人間になります。

5、断れる人間になります。

6、悩みを相談されやすい人になります。

7、話しかけられやすい雰囲気になります。

8、自信がつきます。

9、信頼してもらえるようになります。

10、自分を好きになり、心から人を好きになることができます。

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